災害時のトイレ、家族で使ってみました!

最近、多摩・生活者ネットワークの福祉部会では、「災害時のトイレについて考えよう」をテーマに話し合いや活動をしています。
次回の部会に向けて、2025年に市から配布された災害時用トイレを、実際に使ってみることになりました。各家庭に3回分ずつ配られたものですが、部員の中でも使ったことがある人はほとんどいませんでした。
私も以前、防災フェスで災害時のトイレの実演を見たことはありましたが、自分で使うのは初めて。せっかくの機会なので、子どもたち3人にも説明しながら試してみることにしました。

バケツを使って、家族で実験!
袋を開けると、中には黒いゴミ袋と、凝固剤の入った銀色の袋が入っていました。

通常は便座に黒い袋を取り付けて使いますが、災害時にはバケツなどを使うこともあるかもしれません。
そこで今回は、以前ベビーバスとして使っていた洗濯用のバケツに黒い袋をかぶせて試してみました。

子ども3人を抱える親としては、災害時の備蓄もできるだけ節約したいところ。そこで、大人1人と子ども2人の計3人分の尿をまとめて処理してみることにしました。
3人とも無事に排尿でき、凝固剤を入れてみると……さすがに1袋では足りなかったようで、もう1袋を追加。おむつに入っているポリマーのような、ゼリー状の状態になりました。最後は袋をしっかり縛り、ゴミ箱に捨てるところまで、子どもたちと一緒に確認しました。

いつものトイレが使えないとき、どうする?
子どもたちには、地震のあと、下水管が破損しているとトイレを流せないことがあると説明しました。
私たちは集合住宅に住んでいます。建物や地域の下水道の安全が確認できるまでは、普段どおりにトイレを使えない場合があります。特に集合住宅では、下の階への影響にも注意が必要です。
トイレは我慢し続けられるものではありません。いざというときに困らないためにも、普段から災害時用トイレを使ってみて、使い方を知っておくことが大切だと感じました。
防災備蓄を、子どもたち自身の手で確認

せっかく防災バッグを出したので、そのあとは長女がリーダーになり、子どもたちで備蓄品を確認。足りないものをリストアップしてもらいました。
わが家の子どもたちは地震への恐怖心が強く、何も起きていなくても、寝る前に「地震が怖い」と言って眠れなくなることがあります。
地震を怖いと感じるのは、決して悪いことではありません。災害の危険を正しく理解しているからこその反応でもあります。
そして、怖いからこそ、知識を身につけ、備えを自分の目で確かめておいてほしいと思いました。
自分たちで備蓄品を確認し、何があって、何が足りないのかを知る。そんな経験が、漠然とした不安を少しずつ「備える力」に変えてくれるのかもしれません。
大人だけで準備するのではなく、子どもたちも一緒に考え、手を動かしてみる。これからも、家族でできる防災を少しずつ進めていきたいと思います。
