大義なき解散の裏で、戦争への道が進められていないか


国民不在の解散に、拭えない疑念

衆議院選挙が、あまりにも唐突に始まりました。
自治体の現場では準備が追いつかず、わが家にも投票用紙は届いていません。雪国では、投票所までの道中の安全さえ心配される状況です。

この解散が、本当に国民一人ひとりの生活を考えて決められたものだったとは、どうしても思えません。

公明党の斉藤鉄夫代表は、街頭演説で
「今回の選挙の大義は、裏金議員の復活なのか」
と訴えました。
その言葉に、私自身もうなずかざるを得ませんでした。

高市さんが進めてきた「戦争を前提にする政治」

今回の選挙で、私が最も強い危機感を抱いているのが、
高市早苗さんを中心とした保守派の動きです。

高市さんはこれまで、

  • 防衛費をGDP比2%へと大幅に増額すること
  • 敵基地攻撃能力(反撃能力)を日本が持つこと
  • 武器輸出の制限を緩和し、武器を「産業」として位置づけること
  • 憲法を「戦争を縛るもの」ではなく「戦争に対応できるもの」へ変えること

を、繰り返し主張してきました。

これらはいずれも、
「戦争が起こることを前提に、国の形を作り替えていく政策」
だと、私は感じています。

軽はずみな対中発言と、緊急事態条項の危険な組み合わせ

さらに強い不安を覚えるのが、
中国をあたかも「敵」とみなすかのような、
高市さんの強硬で挑発的な発言です。

外交とは本来、衝突を避け、緊張を下げるためのものです。
にもかかわらず、感情的とも受け取れる言葉で対立を煽る姿勢を見ると、
この人物に、国家の非常権限を委ねてよいのか、強い疑問を抱かざるを得ません。

にもかかわらず、高市さんは
緊急事態条項を含む憲法改正を強く推し進めようとしています。

緊急事態条項があれば、
「非常時」を理由に、国会の機能が制限され、
市民の権利や自由が後回しにされる可能性があります。

強い軍事力、強硬な外交姿勢、そして非常時の権限集中。
この組み合わせは、
民主主義を守るためのものではなく、戦争へ突き進むための装置に見えてしまいます。

私は、子どもを戦争に向かわせたくない

私は、母として、
自分の子どもを戦争に向かわせたくありません。

そして、
ある日突然「国のため」「非常時だから」という理由で、
理不尽に命を奪われる社会を、受け入れたくありません。

それは特別な思想ではなく、
「戦争だけはいけない」
という、ごく当たり前の感覚だと思ってきました。

けれど今、その当たり前が、
「現実的ではない」「きれいごとだ」と切り捨てられ、
戦争を前提にした議論が、当然のように進められている。

私はそれを、
本当に危険な兆候だと感じています。

今回の選挙は、
単なる政権選択ではありません。

この国が、戦争へと一歩ずつ近づく道を選ぶのか。
それとも、踏みとどまり続けるのか。

その分かれ道に、私たちは立たされているのだと思います。


 

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